日本将棋連盟には様々な部活動があるのはご存知でしょうか。
普段、スーツや着物を着て真剣なまなざしで対局に挑んでいる将棋の棋士たちですが、自分の好きな、また興味のある部活に所属し、楽しみながら活動しています。
普段の対局の様子を見ている中で、楽しく和気あいあいと活動している棋士がなかなか想像できないのですが・・・(笑)普段着や運動着で部活動を楽しみ、ワイワイ交流しているんです。
実際に見てみたいですよね。
ちなみに将棋連盟の部活動には以下のような部があります。
- フットサル部
- 野球部
- 書道部
- 囲碁部
- バドミントン部
- 登山部 etc…
運動系、文化系どちらもあるんですよね。
中には専門の指導者の方を呼んで、本格的に取り組んでいる部活もあるというから驚きです。
それだけ真剣に活動しているんですね。将棋だけを考えているのではなく、運動や芸術を楽しむことで良いストレス発散、将棋への集中力向上になっているのかもしれません。
日本将棋連盟の部活動事情
将棋連盟に属している棋士たちは、空いている時間に自分の興味のある部の活動に充てる方も多くいます。(もちろん棋士全員が部活動をしているわけではありません)
自分の好きなことをして気分転換しているんですね。
将棋連盟の中でも大所帯で、特筆すべき活動をしている部活動を少し紹介していきます。
日本将棋連盟:フットサル部
将棋界ではフットサルが人気なんです。確かに少ない人数でもできますし、素人の大会なども多く手軽に始められそうな感じがしますよね。
チームも関東所属棋士たちの「FC SENDAGAJA」と、関西所属棋士たちの「FC FORTUNEISLAND」といチームがあるのですが、そのメンバーがすごいんです。
渡辺明棋士や佐藤天彦棋士などタイトルホルダーの棋士が所属されています。なんと豪華なんでしょう。
日本将棋連盟:野球部
将棋連盟で昔からある部の一つの野球部。チーム名は「キングス」と言います。
野球部は現役棋士のほか、奨励会員や将棋連盟の職員なども所属し大会にも参加しているんです。
忙しい対局の合間をぬって大会に出るとか・・・凄すぎです。
野球部が参加しているリーグ戦では、2005年に優勝するなど結果を残していいるあたりさすが棋士たちですね。
日々また優勝目指して活動しているそうです。
頑張ってほしいですね。
日本将棋連盟:書道部
将棋連盟の棋士たちは、字が上手な人たちが本当に多い。その真相はわかりませんが、書道部の影響もきっとあるはずです。
毎月1回活動しているのですが、書道の先生を呼んで直接指導を受けているのだとか。
字が上手なことに越したことはありませんが、時間が限られている棋士たちが字の上達に励むのはファンを思ってのこともあるのだそう。
サインなどを求められる機会も少なからずあり、ファンの方に喜んでもらえるためにもきれいな字を書きたいという心理も働くのでしょう。
サインもらったとき字が上手だったら「すごいな、上手だな」と思いますからね。
私自身、小さいころサインを考えた時を思い出します(笑)
書道部の主な所属棋士たちは、
- 伊藤慎吾棋士
- 浦野正彦棋士
- 片山大輔棋士
- 門倉啓太棋士
- 斎藤慎太郎棋士
- 佐藤伸哉棋士
- 遠山雄亮棋士
- 畠山鎮棋士 etc…
とたくさんの棋士たちが所属しています。
日本将棋連盟:囲碁部
将棋連盟の中には囲碁愛好家も多く、そして強い棋士たちが多くいます。大山先生や升田先生といった大棋士の先生たちも囲碁が大好きだったそう。
将棋と囲碁は全く違う競技なのですが、惹かれるものがあるんですね。趣味程度ならず強いのだから、棋士の先生たちは本当にすごいですよね。
囲碁部では2か月に1回、日本棋院から囲碁のプロ棋士を呼んで指導を受けているというからまた驚きです。
部活動まとめ
日本将棋連盟ではたくさんの部活動がありますが、ワイワイ交流するものもあれば大会に出たり外部講師を招いたりと、ガチで取り組んでいる部活動も多いです。
私も調べていてまさか外部講師を招いているとは思いもしませんでした。
普段は正装で盤に向かって鋭い眼光を光らせている棋士たちが、好きなことをして気分転換できる部活動って素敵ですよね。
こういう何かに熱中できるものがあるから、将棋も真剣に取り組めるというのも一部にはあると思うんです。(将棋のプロに向かって失礼かもしれませんが、すみません。)
本記事を書きながら、部活動をしている棋士たちを見てみたい、一緒にやってみたいなと将棋好きは思うのでした。
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