2018年破竹の勢いで昇段を重ねた藤井聡太七段。
今もなお勝利を積み重ね、その勢いは衰えることを知りません。
このまま行ってくれれば、八段いや九段もあっという間に到達してしまうのではないでしょうか。
もしかしたら、八段よりも先にタイトルを獲り、八段以降は名乗らないなんてことも・・・
藤井七段ならやってくれそうな気がすごくしますね。
これからもたくさんの最年少記録もどんどん更新していってほしいものです。
私以外にも、
「どんどん最年少記録を作っていってほしい。」
そのように思っているのは数多くいると確信しています。
そんな、名乗る機会があるかわからない八段ですが、どのような条件を満たせば昇段できるかご存知ですか?
今回は、藤井七段が八段へなるための条件をお伝えできればと思います。
よろしくお願いします。
藤井七段が八段に昇段するには
八段への昇段規定
八段への昇段規定は4つあります。
- 竜王位1期獲得
- 順位戦A級昇級
- タイトル2期獲得
- 七段昇格後公式戦190勝
以上が昇段規定となっています。
いや~、やはり八段への道は厳しいですね。
どれも大変な昇段規定です。
昇段条件:竜王戦1期獲得
今の将棋界でNO.1の賞金がもらえる竜王戦でタイトルを獲得することを意味しています。
藤井七段も2年連続で挑戦者決定の決勝トーナメントまで進出しましたが、序盤で敗れてしまっています。
予選の上位の組が優位なだけに、来期4組の藤井七段には難しい棋戦のいつなのではないでしょうか。
昇段条件:順位戦A級昇級
順位戦でA級に昇級することで昇段することができます。
しかしながら、順位戦はどんなに頑張っても1年で1つの級位しか昇級できません。
現在C級1組の藤井七段には、B級2組→B級1組→A級と、早くても3年かかってしまうので、なんとも先が長い昇段条件になります。
A級になる前に、何かしらのタイトルを獲っているような気が私はしています。
昇段条件:タイトル2期獲得
今ある8大タイトルのうち、合計2期タイトルを獲得することによって昇段できる条件です。
2018年でのタイトル獲得はなくなりましたが、2019年タイトルを獲ってもおかしくありませんよね、藤井七段の実力なら。
何でもいいからタイトル2つ。
意外とすんなり獲得してしまうかもしれません。
昇段条件:七段昇段後公式戦190勝
七段昇段後に公式戦で190勝すれば八段に昇段できるんです。
190勝なんて、このまま棋士を続けていけばいずれは達成できるとは思いますが、年間の対局数が50-70程度でしょうから数年はかかってしまいますね。
藤井七段はどの条件で昇段する?
これからは私の考えを述べさせていただきます。
今の藤井七段にとって、一番最速で八段になるための条件としては、「タイトル2期獲得」になるのではないでしょうか。
八大タイトルの中で2つタイトルを獲得できれば八段に昇段できるため、来年には可能性があります。
と言ってもかなりの厳しい道のりですが・・・
それに、タイトルを獲ってしまったら、八段と名乗ることもなくなってしまう(笑)
タイトルの称号で呼ばれるけど、なんちゃって八段ですよ。と言ったところでしょうか。
※決して悪いようには言っていません。羽生先生も八段や九段は名乗ってませんからね。
他の昇段条件では・・・
「A級昇級」と「公式戦190勝」の2つの条件は、どうしても時間・年月がかかってしまいますし、竜王への道はトーナメントの勝ち上がりが上位の組にいないとキツイ。
なので、タイトル2期獲得が1番早く昇段するのではないか。と思った次第です。
みなさんはどう思いますか?
いずれにせよ、八段への昇段規定はすんなりとはいかなそうですね。
はたしていつ昇段するのか、また何の条件で昇段するのか楽しみに待ちたいと思います。
頑張れ、藤井七段。
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