藤井聡太七段にとって2018年は飛躍の年になっているのではないでしょうか。
2018年が始まった時にはまだ四段だった段位も今や七段。
棋戦も2月に朝日杯、10月に新人王戦で優勝してしまいました。
どちらも八大タイトル戦ではないにしろ、優勝はすごいですよね。
ましてや朝日杯は全棋士参加の棋戦ですから。
朝日杯の条件(持ち時間40分)では、全棋士の中で1番強いということですね。
いや~藤井七段の勢いは衰えませんね。
すごいの一言に尽きます。
一ファンとしては、藤井七段の活躍を見ていると嬉しくなります。
どんどん勝って、いつかは八大タイトル総なめを!
なんてひっそりと応援してます。
と、その前に、
まだタイトルを獲ったことのない藤井七段が一番初めに獲得するタイトルが何か気になりませんか?
私は気になって、すべての棋戦の進み具合など気になる度に確認しています。
そのなかで、私なりに今の藤井七段がはじめに取るであろうタイトルを予想していきます。
あくまでも私の考えですが、みなさんの意見も聞けると嬉しいです。
それではいきます。
そもそも将棋のタイトルとは?
そもそも将棋のタイトルですが、2017年に叡王戦が新しく入り現在八大タイトルとなっています。
そのタイトルは、
- 竜王戦
- 名人戦
- 叡王戦
- 王位戦
- 王座戦
- 棋王戦
- 王将戦
- ヒューリック杯棋聖戦
の8つとなっています。
これらはすべて全棋士参加の棋戦となっており、このいずれかの棋戦で優勝(タイトル戦で勝利)すると、タイトルホルダーの称号がもらえるんです。
どの棋戦も優勝するのは、とてもとても難しいですが、藤井七段ならいつかタイトルを獲ってくれそうですよね。
一番タイトルに近いのは王座戦?
私はまず獲得するタイトルは王座戦だと思っています。
今現在、藤井七段が勝ち進んでいる棋戦はいくつかあるのですが、一番獲りやすいのは王座戦ではなかろうかと。
王座戦は挑戦者決定トーナメントから参加できる
私が王座戦と言っている一番の理由は、67期の王座戦は1次予選、2次予選が免除されているからです。
というのも、66期の王座戦で藤井七段は挑戦者決定トーナメントの準決勝まで勝ち進みました。
準決勝まで勝ち進むことで、次回は予選を行うことなく、挑戦者決定トーナメントから戦うことができるんです。
予選が免除されているって、トーナメントを勝ち進むにはとても大きなアドバンテージだと思うんですよね。
対局がないということは、負ける確率は0%ですから。
しかも、挑戦者決定トーナメントも4回勝てばタイトル戦に進めるんです。
対戦相手は強豪の棋士ばかりですが、他の棋戦に比べればより少ない対局でタイトル戦まで進むことができます。
タイトルを獲得できる確率でいたら一番高いはずです。
王座戦は持ち時間が5時間
もう一つ王座戦の確率をあげているポイントがあります。
それは持ち時間が時間だということ。
以前から藤井七段は
「持ち時間が長い方が戦いやすい」
というニュアンスのことを言っています。
持ち時間時間というのは棋戦の中でも多い部類になります。
得意の長い持ち時間の棋戦ということも、藤井七段のタイトル獲得を後押ししてくれているように感じます。
まとめ
これまで、私が考える藤井七段がはじめに獲得するのではかないかという棋戦について書かせてもらいました。
- 1次、2次予選が免除(67期)されている
- 比較的長い持ち時間
から、王座戦が一番タイトルに近いのではないかと考えています。
藤井七段のファンとして、初タイトルが何かを考える時間はとてもワクワクする時間でした。
いずれは獲ってくれるであろう棋戦のタイトルですが、実際に獲ったときに、私の予想が当たっているか照らし合わせるおが今から楽しみです。
さて、どうなるか。
頑張れ藤井七段!
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