今となっては手軽に利用できるようになった酸素カプセル。
我が家の近所のスポーツ店にも設置してあるほどいたるところで見かけます。
そんな身近な存在になった酸素カプセルですが、
あなたは効果やデメリットなど理解して利用していますか?
もし知らないで利用していると恐ろしいことになってしまうかも・・・
そこで今回は知っておいたほうがいい酸素カプセルのデメリットについてお伝えしていきます。
酸素カプセルってどんなもの?
カプセルの中の気圧を標準以上にすることで、血液中の酸素濃度を高めることができる健康装置です。
これは、液体の気圧が高いほど多くの酸素を含む性質を利用しているものです。
酸素カプセルの効果とは
酸素カプセルにはたくさんの種類がありますが、
主に効果があるのは
- 疲労の回復
- アンチエイジング
- 睡眠不足やストレスの解消
- ケガの回復
- 二日酔いにも効果的
などと言われています。
このような効果が見込まれているってすごくないですか?
本当にこのような効果があれば毎日でも入りたい。
シンプルに最強!です。
酸素カプセルはベッカムが使って話題に⁉
みなさんもご存じ、デビット・ベッカム(イングランドのサッカー選手)が使ったことで一躍話題になりました。
2002年日韓W杯前に骨折してしまったベッカム選手。
出場は難しいといわれた中で、
なんと酸素カプセルを使って骨折を治療してしまったのです。
それでW杯に出てしまったものだから「なんだその魔法の装置は!」となったわけです。
確かに、酸素カプセルに入っただけで骨折が治癒できればすごい装置ですよね。
酸素の働きってなんだろう
酸素は肺に運ばれた後、血中のヘモグロビンと結合し各組織に運ばれます。
そこでエネルギーとして使われるのです。
酸素は人間が生きていくには欠かすことのできないものですよね。
知っておきたい酸素の恐怖
今までの話を見ていくと、酸素は進んで摂ったほうが良いと思われるかもしれませんが注意してください。
確かに人間の体にとって酸素は大切な気体で、酸素がなければ生きていけません。
これは揺るぎようがない事実。
しかし、酸素は毒なんです!
えっっ?と思いますよね。
それには酸素のある働きが関係しているんです。
酸素は毒にもなる:酸素の活性
酸素は活性の高い気体。多くの物質と反応しやすい活性酸素に変化してしまう酸素も現れます。
この活性酸素が厄介なんです。
例えば鉄も酸素に触れすぎると錆びますよね。
酸素の摂りすぎは、細胞を傷つけ私たちの人体を危険にさらしているのです。
これはあくまでも摂りすぎの話ですが。
酸素カプセルを利用するときに覚えてほしいこと
先ほどは怖いことを言ってしまいましたが、酸素カプセルがダメなわけではありません。
ベッカム選手みたいにケガが治るといった万能なものではないよ。
ということを覚えてほしかったんです。
通常、血中のヘモグロビンは約90%後半は酸素と結合しています。
あえて酸素を多く取り込んでも、血中を運ばれる酸素が劇的に増えるわけではありません。
酸素の摂りすぎは体の負担が増すだけということを頭に入れながら、上手に酸素カプセルを利用してください。
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