将棋の名人と竜王って何が違う?タイトルを獲る方法も

将棋

将棋のタイトルの中でも有名なのが『名人』と『竜王』なのではないでしょうか。

将棋が詳しくない人でも、名人と竜王なら聞いたことがあると思います。

ニュース等でも時々流れてきますからね。

そして名人と竜王って名前もかっこいいですよね(笑)

いかにも強そうなタイトルです。

ですが、この2つのタイトルどう違うかわかりますか?

名前以外に、何がどう違うのでしょうか?

 

「名前が違うだけで、同じ将棋のタイトルでしょ!」

と思っている方も多いと思いますが、知れば知るほど奥が深い。

今回は、名人と竜王の違いをお伝えしていきます。

名人と竜王は将棋のタイトル

将棋のタイトルには、名人と竜王を含め8つあります。

  1. 名人
  2. 竜王
  3. 叡王
  4. 王位
  5. 王座
  6. 棋王
  7. 王将
  8. 棋聖

です。

将棋タイトル:名人とは

名人は名人戦で勝利した棋士に与えられる、将棋界で1番歴史の長いタイトルです。

かれこれ400年以上。

400年前と言ったら江戸時代ですよ。

江戸時代から名人があるとか、将棋の歴史の長さを感じてしまいます。

将棋タイトル:竜王とは

竜王は竜王戦(番勝負)で勝利した棋士に与えられる称号です。

竜王のタイトルは歴史こそ30年程度と長くはありませんが、優勝賞金がすごすぎる。

なんと優勝賞金は4200万円!

その他、対局料などもありますから、1度竜王まで上り詰めたら、とんでもない賞金がもらえることになりますね。

うらやましい限りです。

 

名人や竜王はどうしたらなれる?

それでは、名人や竜王はどのようにしたらなれるのでしょうか?

もちろん将棋界の最高ランクのタイトルのため、獲得するのはかなり難しいのは当たり前ですが、獲得方法を説明していきます。

名人を獲得する方法

まず、名人になるためには名人戦への挑戦権を獲得しなければなりません。

(2018年の挑戦者は羽生善治棋士でしたね)

この挑戦者というのは、プロ棋士であれば誰でも可能性があるのか、というとそうではありません。

順位戦という組み分けされた棋戦のA級に所属していないと、挑戦権が得られないんです。

順位戦は

  • A級
  • B級1組
  • B級2組
  • C級1組
  • C級2組

と分けられ、A級に属すことができるのは約10人。

たくさんいるプロ棋士の中でも、たった10人程度ですから、挑戦権の土俵に立つだけでも大変なんですね。

しかも、名人戦に挑戦できるのは、A級の中でも成績優秀者1名のみですから狭き門なわけです。

ちねみに、2018年現在、藤井七段はC級1組に属しており、B級2組への昇級にむけて戦っています。

どんなに実力のある棋士でも、C級2組から1つずつ昇段し、A級まで行かないといけないため、過酷な棋戦ですね。

タイトルの中で唯一、1年目から取れる確率のない棋戦、タイトルなんです。

竜王を獲得する方法

まず、竜王になるためには竜王戦7番勝負で勝つ必要があります。

7番勝負に進出するためには、1~6組に振り分けられたトーナメントを勝ち進むことで出られる決勝トーナメントに進み、決勝トーナメントで優勝する必要があります。

トーナメント戦であり(敗者戦で決勝に行ける組もあるが)勝ち続ける必要があるので過酷なタイトルです。

竜王戦でも各組の成績優秀者は上の組への昇格制度があります。

上の組であればあるほど決勝トーナメントに出られる人数や、勝ち抜きやすさが違ってくるため、タイトルの摂りやすさで言ったら上位の組にいることは必須と言えます。

しかしながら、竜王は1年目から獲得できるチャンスがある棋戦、タイトルもため名人とは異なりますね。

名人と竜王はどちらが上なの?

将棋界のタイトルの中で最上級の2つのタイトルですが、はたしてどちらの方が上なのでしょうか。

8大タイトルである以上、上や下と扱うのは良くないかもしれませんが、将棋連盟のホームページでは、

  1. 竜王
  2. 名人

の順番でタイトルホルダーが掲載されています。

同じ人が、竜王と名人どちらも獲得した場合、〇〇竜王・名人と呼ばれることが多いです。(ほとんど〇〇二冠と呼ばれますが笑)

将棋連盟では、名人・竜王は同格。

ということを言っていましたが、明らかに竜王の方が掲載順などを見ていても優遇されています。

その差は明らかに賞金の差でしょう。

将棋界でもスポンサーは本当に大事。

大切に扱わないと・・・

スポンサー辞退!なんてことになったら、棋戦が続けられませんからね。

そんなことになったら将棋界は大打撃です。

スポンサーは大切に!

そのような考えから、賞金の多い棋戦、タイトルが優遇される。

そんな現状になっているんですね。

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