【勝負飯】ってご存知ですか?
将棋界でよく聞く勝負飯。藤井聡太七段の活躍で連日ワイドショーなどで取り上げられ有名になりましたよね。
勝負飯・・・一言でいうと、対局中に棋士たちが食べている食事のことです。
プロの棋戦は持ち時間が長く、お昼ご飯はもちろん夜ご飯も挟むほど長い戦いになることがしばしば。
対局終了が深夜にもなることもあり、お腹が減って集中できない、栄養が足りないなんてなったら大変です。(プロ棋士はいろいろ考えて食事をとっているのでそのようなことは起きないと思いますが)
人間は考えることにもエネルギーを使うため、栄養補給という意味でも対局中の食事はとても大切です。
白熱した対局中の勝負飯。
いったいどのようなものなのでしょうか。見ていきましょう。
棋士たちの勝負飯とは
最近は藤井七段の活躍により、棋士たちの食事にも注目が集まるようになってきました。
一時期は、藤井七段の注文したお店に、報道陣や一般の客が多数訪れるほどでした。
あのフィーバーはすごかった(笑)
将棋の棋戦は持ち時間が長い棋戦が多く、順位戦や竜王戦などでは昼食休憩や夕食休憩があらかじめ設けられています。
- タイトル戦はおおむね1時間
- それ以外は40分
というのがほとんどでしょうか。
東西両将棋会館で行われているときは出前が多く、藤井七段は必ずと言っていいほど出前を取っています。
藤井七段の棋戦やタイトル戦などは、AbemaTVやニコニコ生放送で食事の紹介もしてくれるので何を食べたのか写真でわかるようになっています。
本当にありがたい!
対局中は外出が禁止のため出前がメイン
日本将棋連盟では、対局の不正を防ぐ目的で2016年12月14日から対局中の外出を禁止しました。
例の携帯使用疑惑の後ですね。
あの時は将棋界も荒れに荒れていました。
そのため、これまで外で食べていた棋士たちも出前を取ったり、弁当持参など事前に持ち込むようになりました。
食事くらい・・・
と外出禁止に対し不満も出たようですが、今となっては、情報はどこでも入る時代になり、不正も外ではいくらでもできてしまうようになってしまったので、これらの措置は必要だったと思います。
おかげで、勝負飯も分かりやすくなりましたしね。
勝負飯の代金は棋士が払う
基本的に出前の代金は棋士が支払います。
将棋会館の職員の方が注文を取りにきてその場で支払います。
だいたい、昼休憩、夜休憩の1時間前くらいでしょうか。
例外として、タイトル戦はそのタイトル戦の主催者が負担することになっています。
もし私なら、すごく高いものを頼んでしまいそうです(笑)
将棋の対局ではおやつが出ることもある
普段の棋戦ではおやつが出ることはありませんが、タイトル戦では10時や15時におやつが出されます。
タイトル戦はホテルや旅館で行われることがほとんどなので、ホテルや旅館のおいしそうなおやつが出ています。
普段の棋戦では対局者がそれぞれ自分の好きなもの(チョコやあめなど)を持ち込み食べている光景が見られます。
対局中の糖分摂取は重要ですからね。
藤井聡太七段は麺類の注文が多い
データを獲ったわけではありませんが、藤井聡太七段は圧倒的にうどんやそばなどの麺類が多いです。
とくにうどんは多いですね。
お餅を入れたりいろいろアレンジしている様子が、注文の様子からも伺えます。
他の棋士たちも、藤井七段が食べているものを自分で注文してみることも多いのだとか。
今後も棋士たちの勝負飯には注目ですね。
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