『ついたて将棋』って知っていますか?
日常ではなかなか聞くことのないワードですよね。
私自身、お恥ずかしながら将棋アプリの将棋クエストで見るまでは『ついたて将棋』というゲームがあることを知りませんでした。
はじめて文字としてみたときも、「なんだこのついたて将棋って」と意味さえも分からないくらいです。
こちらは将棋クエストの対局メニュー画面。
一番下についたて将棋ってありますよね。
やっぱり見ただけではなにがなんだかわからない(笑)
私のように、ルールどころか聞いたこともないという方も多いのではないでしょうか。
今回はついたて将棋の解説と実際に遊んでみた感想を書いていこうと思います。
ついたて将棋って何?
まずはついたて将棋の説明からいきます。
ついたて将棋とは将棋の変則ゲーム
いに相手の駒が見えない状況で、動きや配置を推測しながら相手の王将を詰ますことを目的とする。
取られた駒や王手などから相手の動きを正しく推測し、自分の陣形は悟られないようにすることがもっとも重要な要素だが、巧みに反則を誘ったり、本将棋ではあり得ない大胆な手を指したりすることにも妙味がある。
引用:Wikipedia
そうなんです、普段の将棋と明らかに違うところが相手の駒が見えないというところなんです。
「相手の駒が見えないでどうやって指すの?」
と思いますよね。
見えないながらも相手の動きを推測しながら指し進めていくので、形成が良いのか悪いのかハラハラドキドキ。
そして将棋のレベルとはまた違う戦略や進め方が必要なゲームとなっています。
どんなに将棋が強くても、ついたて将棋なら勝ち負けの良いところまで持ち込めるのではないでしょうか。
ですので、どんなレベルの人と対局しても十分楽しむことができると思います。
そもそもついたてって何?
ついたて将棋のついたてとは、文字のごとくついたてをイメージしてください。
自分と相手の間についたてを置いたら、相手の駒の動きはわからないですよね。
このついたてによって相手の動きがわからない様子からついたて将棋と言われるようになりました。
ついたて将棋のルールは?
簡単についたて将棋のルールを解説していきます。
- 相手の駒が見えない状態で本将棋のルールに従って駒を動かしていく
- 先に相手の王将を詰ました方が勝ち
- 相手の駒を取った場合は取れた駒を、自分の駒が取られた場合はその駒を教えてもらう
- もちろん、取られた駒は相手の手駒、取った駒は自分の持ち駒になる
- 王手や反則を教えてもらいながら進める
という感じで進めていきます。
終局の条件としては、
- 相手の王を詰ます(もしくは詰まされる)
- 既定の反則回数を超えた場合
以上の場合は終局となります。
王を詰ますというのは普通の将棋のルールですが、ここで新たに反則という言葉が出てきました。
反則とはいったいどのようなことを指すのでしょうか。
- 王手に対して適切に対応しない
- 不可能な駒の動かし方をする(相手の駒を飛び越える等)
- 自分が打った場所に相手の駒がある
これらのことを指すのですが、いかんせん相手が見えないので反則は良く起きるんですよ。
そのため反則は9回までOKという取り決めがあります。
といっても、あっという間に反則9回なんてよくあるんですよね。
予想する力が大切なんです。
ついたて将棋を実際に遊んでみての感想
「いや~難しい!」
相手の駒が見えないということは、ここまで難しく思い通りにならないものか。
自分の駒が取られても何で取られたかわからないですし、そもそも相手の王将がどこにいるかも分からない(笑)
そんな状態ではどうやって攻めればいいか・・・
はじめる前は戦法を決めていくのですが、気がついた時には盤面はぐちゃぐちゃ(笑)
本当に思い通りになりません。
相手に駒を取らせないように、相手の駒を把握するようにするには私にはまだまだ鍛年が必要なようでした。
ですが、見えないということがハラハラしてまた面白い。
そして負けたくない。
そうやって何局も何局も繰り返し対局する私であった。
また寝れない(勝てるまで寝たくない)日々が続きそうです。
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